種々の雑記

    

創作

    
#当該世界
ミカの兄貴について。
古い方のミカの誕生日SSにちょこっと出ている。
ミカの兄(ジル)について
まず、明確に兄貴キャラではない。でもなんとなく兄貴と呼んでいる。兄ではあるからなのかな〜。
元々寡黙で口下手だけど、対ミカだと尚更喋らなくなる。「親から。誕生日だけど、迷ってたから。持ってきた」みたいに言葉がぶつ切れなのも相手がミカだからで、割と頑張って話している方。

兄貴はミカに過剰な罪悪感と負い目がある。
まず上手く愛情を伝えられなかった(と思い込んでいる)こと。
次に上手く伝えられないからミカに負担をかけていること。
根本には親の愛情配分が妹の方が多いんじゃないかという誤解と、誤解による嫉妬や罪悪感がある。

兄の方がかなり純朴で色々背負って、無自覚に自分や内面の声を殺しがち。
負担をかけちゃいけないって言われた事をかなり極端に解釈して(また自分が持った嫉妬心への自罰として)自分の存在をなるべく消そうとしている所がある。

自己肯定感の低さも自分の内面を殺す自己犠牲も、兄貴本人は無自覚なので大丈夫ではないよね、という問題はある。

ミカとの和解は上述のSSで確定してはいるけど、兄貴自身の構造はどうなるかは、この間の誕生日SSきっかけに再考したらちょっと分からなくなってきた。
ミカの鋭さと和解が変な刺さり方しそうでもある。
気づかれていた=認識されていた、じゃあ負担かけてたんじゃないか、みたいな。名前も呼べないぐらい深刻ではあるので、あり得るのかな。どうなんだろう。
« 前へ次へ »