創作 #当該世界 ハチの誕生日短編『21gと禁忌』について。いつもの解説的なもの。続きを読むハチとニアの親友コンビが書けて満足。こういう、つかず離れず、引いたり押したりする男女の親友(の割にドライな関係)が好きだから。 短編で言及する通り、ハチには永久機関があります。この世界でもエネルギー保存則とエントロピー増大の法則で否定されているんですが、エーテルの性質を利用して実現できてしまいました。第二種永久機関の方、ここでの永久機関の仕組みは緩めですが、以下の設定があります。 まずこの世界を構成する物(最小単位)を整理すると分子とエーテルの2つです。 分子は我々の世界と同じようなやつで、エーテルは主に魔術でエネルギーに変換されたり媒介したりするやつ。で、永久機関はエーテル単体で出来ています。 エーテルの現象の情報やパターンを保持する性質と、パターン保持しても勝手に霧散するのが正な性質を利用しています。 マクスウェルの悪魔みたいな早い分子を通す、遅い分子ははじくパターンを定着させる。 測定上、判断完了時に情報を消す必要があるが、エーテルは勝手に霧散していく性質を利用すると、情報消去にかかるコストを使わないで済みました。 エーテルって凄い。 この世界のエーテルは、魔術師やエーテルに適合する生物のイメージを現象やエネルギーに変換する性質は証明されましたが、その情報保持やパターン保持は否定されています。 要は分子的なものとのくっつきがないと(例えば、エーテルを変換した炎は現実世界の可燃物やら酸素やらを消費しないとすぐ消えるように)現象が維持できない、みたいなイメージ。そもそも勝手に霧散する点とパターン保持って矛盾する気がするし。 でも実際は情報やパターンを定着させる処理を通すとパターン保持ができます。で、その定着処理が魔術ではイメージの維持なんですけど、魔術が使える人は大概無意識でやっているし、すぐ現実のものを利用する方向に行く(じゃないと頭のリソース持って行かれる)ので、情報保持の性質が埋もれちゃった感じです。 工程を分解してイメージの維持に着目したとて、じゃあ実験装置で「イメージの維持」をどうやって再現するの?問題もある。 開発者は物理的条件でその等価条件を見つけたので、とんでもない天才です。研究倫理というものが全くないのが問題なんですけど。 永久機関の設定は以上。 物理のこと、よく知らないし勘でやっているので穴がある気がします。ゆるゆるだけど、ご容赦ください。 ハチは内臓が殆どないですが、普通に食事はするし、睡眠不要だけど普通に沢山眠る。不思議なことに空腹を感じるし、あくびもする。本人はそれを生物としての名残としています。客観的に見ると、生物というには人工的過ぎて不完全で、実際永久機関がないと生きていけないから。 ハチはそれを受容しています。受容した上で今のハチは、冷笑交じりですが真剣に人間寄りの人外と定義しています。 ここ、背景に昔出会った少女がいるんですけど、これは昔のハチを書いた時に語ります。語らせてください。 ラストでハチが冷笑しているものってエーテル依存の人工物である自分でもあるし、その上で生き物をやっている自分でもあります。勿論開発者に向けたものでもあるんですが。あとはやっぱり少しは昔出会った少女にも向かっている。ここ、CPです。←どうしたの? 今のハチって秩序や禁忌にかなり真面目で、自分が禁忌そのものである事を受け止めた結果、全方位に冷笑を向けている所がある。自分が冷笑の対象物で、じゃあそれを肯定する人間とかも考え直した方が良いんじゃない?みたいな感じ。開発者はがっつり禁忌の当事者なので勢いが強いけど、当事者でないなら優しめ。 ハチってクローンと遺伝子改造もあるんですよ。テーマが。ここに関する短編も書きたいな。 あと今回の短編でニアの事も結構書けて満足しています。 ニアってまだ魔術の仕組みが神秘のベールからチラ見えするぐらいで、エーテルが魔素と呼ばれていて科学とは無縁ですよ多分って顔をしていた時代のひとです。この時代はぎりぎり神秘が生きていました。 ハチとはかなり遠い存在(人工物⇔神秘の対比)なんですけど、短編記述の通り、ニアはニアで悪魔をやっているんですね~。 二人の根っこの共通点がかなり似通っているからこその、ドライな親友なんだろうな~と思います。 ニアハチは、良い。CPではない(親友の域をでない)のでハチニアと呼んでも良い。なんとなく響きが良いのでニアハチと呼びがち。 2026/02/08
ハチの誕生日短編『21gと禁忌』について。いつもの解説的なもの。
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短編で言及する通り、ハチには永久機関があります。この世界でもエネルギー保存則とエントロピー増大の法則で否定されているんですが、エーテルの性質を利用して実現できてしまいました。第二種永久機関の方、ここでの永久機関の仕組みは緩めですが、以下の設定があります。
まずこの世界を構成する物(最小単位)を整理すると分子とエーテルの2つです。
分子は我々の世界と同じようなやつで、エーテルは主に魔術でエネルギーに変換されたり媒介したりするやつ。で、永久機関はエーテル単体で出来ています。
エーテルの現象の情報やパターンを保持する性質と、パターン保持しても勝手に霧散するのが正な性質を利用しています。
マクスウェルの悪魔みたいな早い分子を通す、遅い分子ははじくパターンを定着させる。
測定上、判断完了時に情報を消す必要があるが、エーテルは勝手に霧散していく性質を利用すると、情報消去にかかるコストを使わないで済みました。
エーテルって凄い。
この世界のエーテルは、魔術師やエーテルに適合する生物のイメージを現象やエネルギーに変換する性質は証明されましたが、その情報保持やパターン保持は否定されています。
要は分子的なものとのくっつきがないと(例えば、エーテルを変換した炎は現実世界の可燃物やら酸素やらを消費しないとすぐ消えるように)現象が維持できない、みたいなイメージ。そもそも勝手に霧散する点とパターン保持って矛盾する気がするし。
でも実際は情報やパターンを定着させる処理を通すとパターン保持ができます。で、その定着処理が魔術ではイメージの維持なんですけど、魔術が使える人は大概無意識でやっているし、すぐ現実のものを利用する方向に行く(じゃないと頭のリソース持って行かれる)ので、情報保持の性質が埋もれちゃった感じです。
工程を分解してイメージの維持に着目したとて、じゃあ実験装置で「イメージの維持」をどうやって再現するの?問題もある。
開発者は物理的条件でその等価条件を見つけたので、とんでもない天才です。研究倫理というものが全くないのが問題なんですけど。
永久機関の設定は以上。
物理のこと、よく知らないし勘でやっているので穴がある気がします。ゆるゆるだけど、ご容赦ください。
ハチは内臓が殆どないですが、普通に食事はするし、睡眠不要だけど普通に沢山眠る。不思議なことに空腹を感じるし、あくびもする。本人はそれを生物としての名残としています。客観的に見ると、生物というには人工的過ぎて不完全で、実際永久機関がないと生きていけないから。
ハチはそれを受容しています。受容した上で今のハチは、冷笑交じりですが真剣に人間寄りの人外と定義しています。
ここ、背景に昔出会った少女がいるんですけど、これは昔のハチを書いた時に語ります。語らせてください。
ラストでハチが冷笑しているものってエーテル依存の人工物である自分でもあるし、その上で生き物をやっている自分でもあります。勿論開発者に向けたものでもあるんですが。あとはやっぱり少しは昔出会った少女にも向かっている。ここ、CPです。←どうしたの?
今のハチって秩序や禁忌にかなり真面目で、自分が禁忌そのものである事を受け止めた結果、全方位に冷笑を向けている所がある。自分が冷笑の対象物で、じゃあそれを肯定する人間とかも考え直した方が良いんじゃない?みたいな感じ。開発者はがっつり禁忌の当事者なので勢いが強いけど、当事者でないなら優しめ。
ハチってクローンと遺伝子改造もあるんですよ。テーマが。ここに関する短編も書きたいな。
あと今回の短編でニアの事も結構書けて満足しています。
ニアってまだ魔術の仕組みが神秘のベールからチラ見えするぐらいで、エーテルが魔素と呼ばれていて科学とは無縁ですよ多分って顔をしていた時代のひとです。この時代はぎりぎり神秘が生きていました。
ハチとはかなり遠い存在(人工物⇔神秘の対比)なんですけど、短編記述の通り、ニアはニアで悪魔をやっているんですね~。
二人の根っこの共通点がかなり似通っているからこその、ドライな親友なんだろうな~と思います。
ニアハチは、良い。CPではない(親友の域をでない)のでハチニアと呼んでも良い。なんとなく響きが良いのでニアハチと呼びがち。