種々の雑記

    

創作

    
#当該世界
誕生日短編で個別紹介もないしビジュも出していない誰? な人が頻出するので、なんか描こうとは思っている。

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#当該世界
ソウの話がしたすぎる。
失われた旅の中でソウは不信心の告解をするけど、旅の後でもまだ告白していないことがある。
文字通り誰にも言えない事の話が番外編4とか5とかそこら辺の話。先が長すぎる〜。

創作

    
ソウ誕生日SSの終わりが見えて、カキ誕生日SSも内容が決まってなんとかなる気がしてきたので、クリスマス短編書きたいな〜〜〜と思っています。頼む!間に合え!
びっくりするほど読みにくいかもしれない短編、書きたい。

創作

    
#当該世界
キャラクターの設定がやけに多く、本編で扱いきれなさすぎるので番外編で切り出しまくる構図が発生している。
今の所、番外編で精神的三部作をやる予定が確定しています。なんで……何年後の話……?
あとソウの話も番外編でやりたいので、これだけで番外編めちゃくちゃ書く予定になっている。本編から独立しているからってやりたい放題だぜ。

創作

    
#当該世界
諸々で過去作を読んでみたら、本編で魔術使っている描写がないし、短編中でもルミナ(シオンの両親の友人)しか使ってなくて爆笑した。
基本カキ以外は得意不得意はあれど、皆使えます。カキは体質的に魔術が使えないけど、今は魔術使わなくても生活が回るので全然困らない。

創作

    
#当該世界
なんかファンタジーっぽくない(のでローファンタジーを名乗っているけど、それにしたってファンタジーっぽくない)理由を考えていたら、魔術があるのに使ってないんだ。誰も。

個人的な嗜好として、メルヘンもあって良いはずだよな……と思うなど。きらきら綺麗な思い出も、夢見る心も、ほしい! 魔術と魔法と祝福があるんだから。
ここは童話やメルヘンをあまり通ってきていないので、完全イメージだけでものを言っている。

創作

    
#当該世界
誕生日短編の最後の人がマリィなの個人的に嬉しすぎるポイント。
本編の周年も間近(4日後)に控えているのもすごく嬉しいかも。当該世界はマリィがいなくちゃ始まらないお話だから。

創作

    
#当該世界
誕生日短編があんまりめでたくない雰囲気なのは、皆につきまとうものって何? とかをテーマにしているからだったりする。
なので、今後、キャラによっては暴力や残酷表現が出る可能性がある。6~8月辺りがかなり怪しい。ちょうどジメジメジトジトしている時期だ。

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レノの誕生日短編『アイドルと賞味期限』について。例に漏れず、解説的なもの。
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レノのシビアさとアイドルとしての強みについて書いた短編というかSS。

レノは歌も踊りも特別上手い訳ではない。中性的、性別の曖昧さという、ある意味でビジュアル特化型。かつ、売りにしている要素自体が需要の開拓でもあって、かなり戦略的な売り方をしているアイドル。

レノのアイドルとしての強みはビジュアル……ではない。
一番の強みは、自分の商品価値、売りにしている要素の一過性と賞味期限を間違えずに客観視できるシビアさ。

レノは今14歳の男子で、成長期のピークを迎える頃。曖昧さは失われるし、成長は避けられない。
事務所としてもレノの見た目の曖昧さは、始めからなくなる想定で動いている。
売り方がトリッキーであるが故に、方針転換(より一般的な方へ向かっていく)で今までのファンが離れる可能性も、仕事が減る可能性も織り込み済み。でもじっくり、じんわり変えていくなら損失は少ないかもね、で衣装や売り方を計画的に変えている。
こういう大人が調整する所を、レノはデビュー当時(大体10歳前後)から、自分の見た目の曖昧さはなくなることに気がついていて、だから始めからマネージャーや所長と話し合っている。
アイドル、もとい自分の仕事に関して、レノは冷徹とも言えるかもしれない。
レノはデビューしたときからずっと自分の賞味期限を意識していて、その上で戦略的にアイドルができるし、やっている。
レノは自己認識が異様に早熟で、それを上手く使える。それに、アイドルとしての商品価値を落とす成長を、個人として歓迎している。
だから淡々と、でも前向きに、所長と次のフェーズの話ができる。そこが強み。
ビジュアル一点特化ではないので、持続可能かもしれない。

レノはアイドルに夢を見ない。でも望む事はある。だから、アイドルは手放さない。ここら辺は番外編書ききってから語る……予定!

所長から見たレノについて。
レノの早熟さ、自己の商品価値への冷徹さを所長はしっかり理解している。付き合いも長いし、その原因も察している。
あんまりにもレノが正しいので、基本的には対等なビジネスパートナーとして扱っているが、大人としてしっかり子供として扱うべき所は子供として扱っている。
こんな使い分けが必要という意味では将来有望でもあり、心配でもある。

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モニターを買ってまたサイズ感や色の見え方変わったので練習がてららくがき。らくがきの時の色塗りも模索中。個人的に二枚目結構好き。
本編には出ない人達。右がミカの兄貴のジル、左がその後輩兼部下のホルシア。CPです。多分、恐らく、きっと。
本編には出ないけど、短編は書くかも……。この二人は現状趣味すぎるのでサイトじゃなくてこっちにぽよ~んと投げる可能性はある。コンテンツが分散していく。
モニターが変わるといつもの色も違って見えるので難しい。
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創作

    
#当該世界
ロイは人間っぽい身体になってざっくり1年ぐらいしか経っておらず、微妙に慣れていないので、台詞は若干幼い子が言うようなイメージでひらがな表記。
地の文は、馬齢3歳程度で人間年齢に直で換算して16~17歳ぐらいなので、普通に漢字を使用する。
一人称も台詞は「わたし」、地の文は「私」になる。

ひらがな表記は可読性が落ちるので、う~んと首を捻りながら格闘中。

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#当該世界
ロイの誕生日短編『再会を踏みしめて』について。今回も日は跨いだけど、内容は短め(当社比)。
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ロイは母親の命と引き換えに産まれた。しかも人の手が入っているので、母体を優先するか子供を優先するかの人間側の選択があった。
ロイが選ばれた理由は牧場主の息子・ジョン少年と馬を取り上げた叔父さんとの間の約束が優先されたから。現実的にはあまり余裕がある牧場ではないし、日常生活に使う側面もあるので大人の調教済みの馬であるという点で母親を優先する選択肢も全然あり得た。
約束と選択の果に産まれたこと、産まれることの血腥さをロイは自覚している。だから意外に現実的な所もある。コストに言及したり、ジョン少年に約束させたことだったりとか。
同時にちゃんと自分が選ばれた、と卑屈なしで自覚していて、奇跡的に乳母もいたし兄弟馬も温厚で、人間にも同種の馬にも十二分に愛されているので、自分の感情にまっすぐ。足元の血腥さをしっかり踏みしめた上で生きている。

ロイの正しさというのは、現実的な問題を無視しないし、その上で実際感じている(存在している)感情が嫌! って言わないかが重視される。納得感がかなり近い。
ただ、解釈が影響することはあっても、詭弁や事実に反する事柄の上には成り立たないので、かなり厳密だったりもする。だから総合的に割と現実主義者に寄ってはいるかも。

前半のニアとの会話について。
約束は人を捕らえるものである、というテーマが直接言及されてる。そしてラストのロイとジョン少年の約束に直結する部分。
ニアは悪魔で、普段から人と契約という約束に拘束力をプラスしたものに括りつけられているので、実感がこもっている言葉。
今回のニア、というかニアは旅の仲間達には結構親切(本人比較)。

「けいやくじゅうしの、あくまっぽいこといいますね」
「それは光栄、ロイにそう言ってもらえるなんて」

このニアの台詞、無限に味がする。れっきとした悪魔がただの馬に言う台詞。
ロイはジョン少年に自分の事はもう探すな、という要求を、別の馬を買うなり何なりしろ、という約束で通したので、味わい深い。ジョン少年と叔父さんとの約束で産まれたロイが、ジョン少年を捕らえている構図。
ロイは確かに二度と牧場に戻らないから、どこかでちゃんと別れなきゃいけないとはいえ、親友で相棒みたいな存在のロイを2年以上探していたジョン少年の気持ちを考えると気が滅入る。
探されている身であるロイ本人が約束させてくるのは、かなり惨いと個人的には思う。そういう所が好きなんですけども。
割と本当に悪魔みたいな馬、かもしれない。

最後指切った後は、ロイはジョン少年に自分がした旅の一部を話すし、あとは自分が人間っぽくなっている経緯も聞かれるのでかいつまんで答えるなどします。
とても穏やかな時間を過ごして、一応ロイは客なのでジョン少年の家にお邪魔してミルクを貰ったりもする。
そして最後は「さようなら」と言って別れる。
それから馬を探しています、という旨のチラシはすっかりなくなります。

ロイは本当に牧場に戻る気がないし、ジョン少年はそれを理解してロイと約束してしまったので、二人の間の挨拶は「お帰り」「ただいま」ではなく、「久しぶり」「さようなら」です。
ちゃんとしたお別れをしましょうね、という話でもありました。

ロイの出生やジョン少年、作り話の英雄ロブロイ周りは『赤い小馬』が元になっています。

最後に好きな地の文。しれっとロイにとっての「身近」になっているところ。
例えば直立二足歩行が人間と人間に準じた種にしかできないように、もっと身近に言えば、馬と驢馬の間の子がどれだけ頑張っても子供ができないように。
ロイのまっすぐで、同時に惨い部分を書けて良かった。
あとロイの兄弟・ロブと牧場主の息子・ジョン少年が出せて本当に満足。

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#当該世界
ミカの今回の誕生日SS『せめて祝福であるように』について。日をまたぎすぎたけど話すぞ。ほとんど解説。
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宿屋で元気に人気者をやっているミカの結構わがままでエゴな話。
今回(も)ソウがいる。さらっとソウミカ。

ミカが働いている宿屋は魔術の国の小さめの宿屋。酒場も敷地内で、建物は別でやってる。割と地元の人が集まるような感じ。
ミカは気が利くし、明るくてしっかりしている(SS中だと営業時間外の不明な勘定を出さないようにするとか。従業員としてルールを守るところを含めてしっかりしてる)ので、宿屋のご主人と奥さんや従業員、主人夫婦の友人や、お客さんにも信頼されている。
誕生日が来たら祝ってもらえるし、ミカも言ってもらうのが嬉しい。

ミカにとっては祝ってもらう事が特別で喜ばしいけど、誕生日自体が特別だとは思っていない。
自分の誕生日は、他人にとってはなんでもない日であると正しく認識している。
なんでもない日だけど祝ってくれるから誕生日が特別になる。なら、祝ってくれる事自体が特別だよね、という思考。
祝ってもらうには認識されることが必要で、その認識されている事が一番わかりやすいのが、ミカにとっては対面と言葉。なので物をもらうよりちゃんと自分の存在を認識して、つまり顔を見せるか言葉で言ってほしいタイプ。
なので実家にいたときの誕生日は結構複雑な気持ちで過ごしていた。贈り物はあるけど言葉がないため。
そして贈り物があったがために、誕生日は家族のことを考える。

両親と兄が口下手で寡黙な性格と、言葉で伝えるよりも物の方が伝わるという価値観と、両親の超長期の海外出張・兄の登校などで家にほとんど一人切りになりがちな状況全てが、ミカの価値観と噛み合わない。
というか、ミカの価値観が子どもの頃の病気がちで自室に篭もらざるを得ない状況からできている所もある。
部屋から出られるかどうかは体調次第で、しかも体調悪い方がデフォルト。そんな中でたまたま体調が良くて、たまたま両親が家にいる確率は低かった。
兄は兄で「ミカに負担かけないように」と言われて、なるべく家にいないように影を薄くしていた。
ミカの方から顔を合わせるのが相当難しかったし、それでかなり寂しかった。
だから、直接認識されること・言葉をかけられることを大事にしている。
もしも仮にミカが病弱じゃなかったら、自分から親にも兄にも凸するので、家族仲は全く違ったと思う。

でもミカは鋭いので、親と兄の贈り物にくっついた愛情をちゃんと読み取れる。だからSS中の回想みたいに贈り物が誕生日当日に渡されないのも、それはそれで不満。
渡されても不満なのに、わがままで嫌になるね、というが子どもの頃からのミカの自認。
そんな自分が嫌だな、と思いつつも、物から素直な愛情を読み取れるので(素直に受け取るかは別として)ちゃんと自己肯定感もある。

ミカにとって家族は好きとは言えなかったけれど、言えなかっただけで本当に好きじゃなかったわけじゃない。決して嫌いなわけではない。
でもそれを勘違いして自ら出ていった以上、今更顔を合わせるのも都合が良すぎるかな、でもこれはこれで正当化なのかな、が今のミカの認識。

回想の最後で星に照らされて許された気がするのは、星が無条件に、なんでもない日だろうが、複雑な気持ちでいようが、ちゃんと自分を照らしてくれるから。
真っ暗な屋敷の中から星に照らされて自分の手が明るく見えたから、ちゃんと存在しているって言えて安堵した。認識されたい、働きかけられたい気持ちが満たされた。

最後の最後で産まれて良かったと思えるように、ではなく、産まれて良かったと思っていたいって祈るのがミカらしい。
病弱だったこと、家を出ていった選択をしたことは災難だろうけど、確かに家族に負担をかけるだけかけたけれど、それでも産まれたからには良かったって現に思っているし、これからもそう思っていたいって祈る。
ミカの本質はエゴで強かで我儘な少女。
好みが割れそうだけど、自分は凄く好き。少女なんだから我儘でなんぼ。

ミカは今、宿屋で上手くやっているけど、口下手家族の例に漏れずミカもちゃんと口下手。
SS中でもソウと一緒に帰りたいって言って、自分でびっくりするし。家族への思う所、肝心な気持ちを言わずに家を出ていくところも正に、という感じ。ミカも自覚している。だから結局口下手なんだよね、とすら言う。
ミカはメタ視点でものを考えがち。かなり我儘やエゴの自覚が多い人。
自覚した上で追求していくので、根が商人。

創作

    
#当該世界
ミカの兄貴について。
古い方のミカの誕生日SSにちょこっと出ている。
ミカの兄(ジル)について
まず、明確に兄貴キャラではない。でもなんとなく兄貴と呼んでいる。兄ではあるからなのかな〜。
元々寡黙で口下手だけど、対ミカだと尚更喋らなくなる。「親から。誕生日だけど、迷ってたから。持ってきた」みたいに言葉がぶつ切れなのも相手がミカだからで、割と頑張って話している方。

兄貴はミカに過剰な罪悪感と負い目がある。
まず上手く愛情を伝えられなかった(と思い込んでいる)こと。
次に上手く伝えられないからミカに負担をかけていること。
根本には親の愛情配分が妹の方が多いんじゃないかという誤解と、誤解による嫉妬や罪悪感がある。

兄の方がかなり純朴で色々背負って、無自覚に自分や内面の声を殺しがち。
負担をかけちゃいけないって言われた事をかなり極端に解釈して(また自分が持った嫉妬心への自罰として)自分の存在をなるべく消そうとしている所がある。

自己肯定感の低さも自分の内面を殺す自己犠牲も、兄貴本人は無自覚なので大丈夫ではないよね、という問題はある。

ミカとの和解は上述のSSで確定してはいるけど、兄貴自身の構造はどうなるかは、この間の誕生日SSきっかけに再考したらちょっと分からなくなってきた。
ミカの鋭さと和解が変な刺さり方しそうでもある。
気づかれていた=認識されていた、じゃあ負担かけてたんじゃないか、みたいな。名前も呼べないぐらい深刻ではあるので、あり得るのかな。どうなんだろう。

創作

    
#当該世界
ミカの誕生日短編については後で語る。日付変わるかも。

ミカと兄(ジル)の関係性について。
凄〜いギクシャクしている。お互いの呼び方にも出ている。
ミカは兄の事を絶対「ジル」としか呼ばないし、兄貴はミカの事をどんな場面でも「妹」としか呼ばない。
兄貴はミカの名前を呼ばない。というか呼べない。

ミカはなんだかんだ親や兄からの贈り物にある愛情を認識してはいたので、自己肯定感がしっかりある。
上手く伝えられなかった側にいる兄貴の方が自己肯定感が低い。ミカの名前を呼べないのも、こんな自分が呼んで良い訳がない、という理屈。割と危なめな低さかもしれない。

ミカの兄貴の話、その内いっぱいするかも。
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